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大人がするとなぜ痛い?


矯正治療で気になる痛み

大人の矯正は、子供の矯正治療よりも比較的痛みを感じやすいといわれております。もちろん、全く痛みを感じない方から、強い痛みを感じる方まで それぞれ個人差はあります。

なぜ大人の方が痛みを感じやすいのでしょう?

なぜ大人の方が痛みを感じやすいのでしょう?

砂の気持ちと土の気持ちになってください。土のほうがゴリゴリして痛そうでしょう?この原理で、大人の方が歯が動きにくいため、痛みを生じやすいのです。

痛みの種類

セパレーションリングによる痛み

成人矯正(永久歯列矯正)では、一般的にマルチブラケットを装着し歯並びを整えていきますが、奥歯につける装置は、歯に指輪のようなリングを装着します。成人の歯列はあまり隙間がないために、バンドを入れる前にセパレーションリングというゴムを奥歯に装着して、バンドが入る隙間をつくります。このセパレーションリングを初めに入れる際に、2~3日程度、歯が浮くような痛みが続くことがあります。全く痛みを感じないという人もいれば、噛んだ時に痛みを感じる、常に鈍痛及びズキズキと痛みを感じるという方もいます。

装置が口に当たる事で生じる痛み

口内に矯正装置が当たり痛みを生じることがあります。この場合は主治医に装置の向きなどを調整してもらうか、装置にワックスを塗る事で痛みを緩和し解消することができます。

痛みはすぐに慣れます

矯正中に痛みを感じるのは初めて装置をつけたあとの数日間と、月1回の調整後の数日間です。