矯正治療を始める前に知っておきたいことランキング第5位「抜歯?非抜歯?」 - 矯正歯科専門医を検索できるポータルサイト


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抜歯?非抜歯?


できるだけ抜かない治療方針

矯正治療を受ける上で、皆様が気にされるのは「歯を抜かれるか」ということです。矯正治療では歯を並べるスペースをつくるために小臼歯(前から数えて4番5番)を抜歯する場合がありますが上述の通り、歯を抜くことに抵抗がある方が多いのは当然でしょう。

子供(乳歯列)の矯正の場合

顎の発育を活かすことや、永久歯が生えてくるまでのスペースを利用し、永久歯が正しい位置に生えてくるよう促すことで非抜歯で済む可能性は高くなります。そのためお子様の歯並びを気にされている方や、学校検診で不正咬合と診断された場合は早急に専門医で診てもらうことをお勧めします。

大人(永久歯列)の矯正の場合

患者様の歯並びの状態、病院の診療方針によっても変わります。多数の専門医に相談するのが得策でしょう。当サイトを運営している社員も矯正治療をしていますが、抜歯にはやはり非常に抵抗を持っていました。

彼女は一般歯科にカウンセリングに行った際は抜歯する治療計画でしたが、次にカウンセリングに行った矯正歯科(専門医)では非抜歯での治療計画でした。もちろん彼女は後者を選択し、今ではハーフリンガル矯正(上顎は裏側装置、下顎は表側装置)で、自分の歯を抜くことなく順調に治療が進んでいます。

“絶対歯を抜かない”はあり得ない

よくホームページなどで「絶対歯を抜きません」などと広告している歯科医院がありますが、それはいわゆる過大広告で、まず有り得ません。また、正確な診断ができず抜歯しないといけないケースを非抜歯で治療を進めて、どうしようもない状態になって、専門医に駆け込むというケースは珍しくありません。矯正治療に失敗は許されません。後悔しないためにも失敗しない病院選びをすることが重要です。

とにかく一度ご自身の状態を専門医に診てもらうことが重要です。全国医院検索からお近くの専門医を探して相談してみましょう。